『インボイス制度に関する取引先企業の意識調査』を実施。約7割が制度について「理解している」

ランサーズ、『インボイス制度に関する取引先企業の意識調査』を実施。約7割が制度について「理解している」

〜フリーランスより業務委託取引をする企業側の理解が進んでいるという調査結果に～

調査結果サマリー

調査結果

【インボイス制度の理解度】

インボイス制度の理解度を尋ねると「ある程度理解している」・「深く理解している」と回答した取引先企業は合計68%と約7割。
前回調査において、フリーランスの方の理解度が3割以下だったことと比較すると、業務委託取引をする取引先企業の方が理解が進んでいるという調査結果になった。（※）

（※）インボイス制度に関するフリーランスの意識調査の結果と比較しております。

インボイス制度について知っていることを尋ねると7項目中6項目について、半数以上が知っていると回答。

【インボイス制度に関するイメージ】

インボイス制度のイメージを尋ねると、上位2つは「事務業務の負担が増えそう」（58%）「制度への対応が面倒である」（52.7％）。
一方、次点には「理解して対応すれば面倒ではない」という回答が28.2%。

【インボイス制度への対策】

取引先企業が行っている対策としては「理解するための情報収集をしている」（37.4%）・「取引先がインボイス制度対応を行うか確認している」（24.4%）が上位に挙げられる。
「何も対策を行っていない」という取引先企業も35.9%と3割以上。

【免税事業者との取引】

インボイス制度導入後の免税事業者との取引について方針を尋ねると、「今まで通り取引を継続する」が27.5%と3割弱。45.8%と半数近くの取引先企業が「どういった方針にするか検討中」と回答。

【ランサーズに期待すること】

インボイス制度施行にあたりランサーズに期待することの上位3つは「フリーランス側の理解促進をしてくれる」（62.6%）が最も多く、次いで「インボイス制度について詳しく教えてくれる」（42%）、「インボイス発行事業者への登録申請のサポートをしてくれる」（35.1%）。

調査概要

調査時期：2022年9月5日(月)~11日(日)
調査対象：ランサーズに発注者者として登録している企業
調査方法：ランサーズ登録企業へのアンケート調査
有効回答社数：131社
※引用、転載の際は出典元として『ランサーズ株式会社』の明記をお願いいたします。

インボイス制度に関連したランサーズの今後の取り組み

取引先企業やランサーの皆様への調査を通して、理解度や対策に違いはあるものの、多くの方のインボイス制度に対する不安や正しく理解したいという意向の高さやサポートの必要性を感じました。
今度も適切な情報発信、フリーランスの方向けセミナーの実施や、クライアント企業様セミナーの実施を予定しております。

【9月29日（木）19:00~20:00 開催フリーランス向けオンラインセミナー】

『【フリーランス必見】ゼロからわかる「結局インボイス制度ってどんな影響があるの？」を解説します』
インボイス制度対応の申請期限まで残り7カ月と少しづつ期限が迫ってきました。「なんだかよくわからないまま始まる」「仕事が減ってしまうかもしれない」「インボイス制度を理解したいけど難しい」と制度に対して不安に感じているフリーランスの方も少なくないのではないでしょうか。今回のウェビナーではインボイス制度についての説明はもちろん、専業フリーランスへの影響、副業会社員はどう対応すればよいかなどのインボイス制度についての疑問や対策についてお話しします。

ランサーズ株式会社について

ランサーズ（東証グロース：4484）は、「個のエンパワーメント」をミッションに掲げ、個人と企業をオンラインでマッチングする受発注プラットフォームを運営しております。テクノロジーを活用した新しい働き方を提供することで、個人の生活・働き方、あり方を変革し、一人でも多くの個人が働き甲斐を感じられるよりよい豊かな社会づくりに貢献します。また、150万人を超えるフリーランスとの適切なマッチングにより企業の人材不足、生産性向上、DX化促進への課題にも寄与し、外部人材活用によるイノベーション、技術革新を推進しております。

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