愛知県の岡崎ビジネスサポートセンターと
中小企業支援に向け提携
~中小企業のリソース不足解決に向け公的な産業支援機関と連携~
日本最大級のクラウドソーシングサービスを運営するランサーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:秋好 陽介)は、岡崎市および岡崎商工会議所が共同で運営する、岡崎ビジネスサポートセンター OKa-Biz(所在地:愛知県岡崎市、センター長:秋元祥治、以下「オカビズ」)と提携し、地域産業の活性化に向け中小企業支援や起業家育成を行っていきます。
本提携以降、ランサーズと岡崎市は、人材不足に悩む地域の中小企業に向けクラウド人材の活用ノウハウを提供していきます。中小企業の経営解決、リソース不足解決に向け、商工会議所がクラウドソーシング事業者と連携していくことは、日本初となります。
1.背景
地域の人口減少が課題となっている現在、2015年1月に行われた東京商工会議所の調査によれば、国内中小企業の62.7%が「人材不足」と回答しており、「適正」の34.4%を大きく引き離しています。
また、景気回復に伴い、いち早く大企業が採用活動を活発化させたことで、中小企業の人材確保がさらに難しい状況になっています。
※「中小企業の経営課題に関するアンケート」(2015年1月実施中小企業4,875社 (回答数850社)
●オカビズは、岡崎市と岡崎商工会議所が共同で運営する公的産業支援機関です。
2013年10月の開設初年度から1年間の相談件数は1,404件と当初目標600件を超え、
全国から34件以上の視察を受け入れ、現在、地方創生のモデルとして注目されています。
増加する問い合わせの中で、IT推進を進めていきたい、デザインなどの分野で、
社外人材を活用したいという岡崎市事業者のニーズが明らかになっていました。
●ランサーズは、クラウドソーシング業界のパイオニアです。
2008年の創業以来、企業の経営資源のオープン化を、人材活用の側面から支援することで、
企業経営の効率化や新事業創出によるイノベーションの加速に寄与しています。
これまで、625億円(2015年10月現在)以上の仕事依頼がされ、中小企業の人材不足解決に活用されています。
2.提携に関するコメント
本提携に関して、岡崎ビジネスサポートセンター OKa-Biz センター長の秋元と、ランサーズ 代表取締役 CEOの秋好は下記のようにコメントしています。
■秋元祥治(岡崎ビジネスサポートセンター OKa-Bizセンター長)
「岡崎市の企業が抱える人材不足ニーズに対して、業界のパイオニアであるランサーズと一緒に取り組めることを大変嬉しく思う。地域企業の強みとクラウド人材の力をどのようにマッチしていけるのかを考え、支援をさらに強化していきたい。」
■秋好陽介(ランサーズ株式会社 代表取締役 CEO)
「中小企業支援で実績を残されているオカビズと、人材不足解決に向けて取り組んでけることはとても光栄。クラウドソーシングは、企業の人材不足やイノベーションの加速に貢献できる面は多くある、ここから、新たな地方創生モデルを一緒につくっていきたい」
ランサーズとオカビズは、本業務連携のもとで、クラウドソーシング活用による岡崎市事業者の経営支援、人材不足の解決を通じ、岡崎市の地域経済のさらなる活性化に貢献していきます。
オカビズは岡崎市および岡崎商工会議所の連携のもとで、2013年に産業支援拠点として開設され、以来、地域における事業者の相談機会の充実と支援機能の強化を図ってまいりました。「きく・みつける・ささえる」をミッションとして掲げ、新規事業の立ち上げや売上の拡大といったさまざまな課題について、事業者の支援を徹底しています。
ランサーズ株式会社は、「時間と場所にとらわれない新しい働き方をつくる」ことをビジョンに掲げる日本最大級のクラウドソーシングサービス「ランサーズ」の運営会社です。企業の経営資源のオープン化を人材活用の側面から支援することで、企業経営の効率化や新事業の創出によるイノベーションの加速に寄与しています。また、地方自治体や行政との協力・提携を通じて、東京一極集中を是正し、日本全体に仕事の再分配が行われる仕組みを広げています。その他、47 都道府県で交流会を行い、フリーランス一人ひとりの声を集めるとともに、正社員、非正社員に続く「第3の働き方」を広く発信し、個人のエンパワーメントの実現を目指しています。